2015年6月26日金曜日

new arrival 11

今日の更新はこれで終了です。

最後にご紹介するのは買い付けの旅の中で見つけて来た、
個人的に愛着のある洋服達です。
旅する中で改めてフレンチヴィンテージの良さを再確認できたお品達。

デザインとして決して解りやすものばかりでは無いのですが、
流行として消費されるデザインとは違い、50年、100年経った今でも輝きを失わないものだと思います。
 



フランス軍で30年代から40年代まで使用されていた整備士のジャケットです。
インディゴリネン生地のタイプと同じ用途で作られたもの。






カッティングやパターンも美しく、
程よく体に馴染む形です。
カーキカラーだとイメージもガラッと変わりますね。







 フランスのハンティングジャケット。
個人オーダーものの1枚。

水牛の角から削り出しで作られた動物ボタン、
胸のヨークなど見慣れないデザインもちらほら。
凄く細かいところにオーナーの美意識が詰まった"道楽着" という言葉がよく似合うジャケットです。









 20世紀初期に作られたフランスのニットベスト。
ニット製品があまり普及しなかったフランスですが、
たまにこういったものが出てくるとすごく嬉しいですね。
デッドストックでコンディションも良好です。







こちらはカーディガンタイプのもの。
柔らかいグレーカラーにナット製のボタン。
無駄の無い洗練されたデザインです。



ポケットの配置は黄金比でしょうか?
バランスが良く取れていると思います。



20世紀初期に作られたカーディガン。
まだカーディガンとしてのデザインや、
ディティールのバランスが決まる前のものだと思います。
幅広でブサイクな形ですがどこか愛嬌のある1枚です。





インディゴ染め、ヘンプ素材のセットアップです。
ゴッホの絵のようなブルー。
濃淡がはっきりと出た生地はとても美しいです。

デッドストックのものからは出ない、
使い込まれたからこそ出る味わいが感じられます。




入荷ブログに長い時間お付き合い頂き、ありがとうございました。
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